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Part 2 ポケットサックス教室を開く

 

 さて、マウイ・ザフーンに出会ってからバンブーサックスの楽器としての魅力に取り憑かれ、ホームページで紹介したり、ザフーン愛好者のオフ会を行ったり、路上販売人ディーン・リオーニさんから卸してもらってネット通販したりして、微力ながら普及活動をしていました。

 

 そんなあるときNHK横浜放送局から取材を受け、知り合いのバンドとの演奏の場面や横浜港を見ながら一人で演奏する場面を収録した場面と私が呼びかけて集まったマウイ・ザフーンの愛好者のオフ会を収録したビデオを合わせて約7分間に編集したものが首都圏だけの情報番組「こんにちはいっと6けん」で放送されたのです。でも、残念ながらあまり反響はありませんでした。

 その後、プラスチック製のポケットサックスが登場し、ようやく少しずつ普及し始めたのです。

 しかし、まだこの楽器の教室はありませんでしたから自分がやるしかないと思い、東京では大森駅にある読売日本テレビ文化センター大森で、横浜では菊名駅近くのハタ楽器で教室を開かせてもらったのです。

 しかし、その教室に来られた方のうち何人かの方が、どうしても克服できない理由ですぐにやめてしまったのです。これは何とかしないといけないと思いました。

 

 マウイ・ザフーンは誰でも簡単に吹けそうなイメージがありますが、その構造により子どもや高齢者では容易に扱うことができない問題点があるのです。それでその問題点を解決できる新たなバンブーサックスの開発に取り組むことにしだのです。

 

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