About Hichiriko 篳利胡とは?

 

 

 篳利胡(ヒチリコ)は、バンブーサックス奏者”光平”がハワイのバンブーサックス「マウイ・ザフーン」をヒントに開発した竹製のリード楽器です。


 素材はこれまで全モデル篠竹を使っていましたが、2014年10月よりスタンダードモデルに黒竹(くろちく)を採用しました。篠竹より硬く繊維がきめ細かいため透明感のある音色になっています。よりサックスに近づいたと思います。

 マウイ・ザフーン(ポケットサックス)は左手指穴の間隔が広く子供や手が小さい方にはうまく押さえられないという問題があります。そこで楽器本体を単純に小さくすればいいのではないかと考え、開発を開始しました。

 ところが、マウイ・ザフーンは左手小指を使った運指を採用しているため、そのまま小さくすると左手薬指と小指あたりの間隔が小さくなり過ぎて押さえ難くなってしまいます。また、左手小指を使った運指はリコーダーに慣れている日本人にはどうしても違和感があるため、これらの問題を同時解決する施策として左手小指を使わない運指つまりリコーダーと同じ8本の指を使う運指を開発することを思いつき、マウイ・ザフーン改良型として「X型運指」の開発に成功しました。
 こうして8つの指穴による新しい運指を考案したことにより、楽器自体を小さくすることができ、手の小さな方でも扱える楽器になりました。

 その後より高性能な「H型運指」を開発しましたが管が長くなると2オクターブ全音域に渡ってのピッチ調整がうまくできなかったため、さらに運指の開発を進めていきました。その結果、マウイ・ザフーンと同等の長い管にも対応できる現在の「HX型運指」が完成したのです。この運指が開発できたことにより、長さの違う様々な調管を製作できるようになりました。

 音色は、マウイ・ザフーンの特徴を継承していますが、標準がG管とF管で篳篥や笛の要素もミックスされたような柔らかく不思議な響きを持っています。本体の大 きさが22cm程度で非常に小さく、高い音を想像してしまいますが倍音の関係で同じぐらいの大きさの笛に比べて1オクターブ低い音が出ることも大 きな特徴です。その小さな外観からは想像もできない表現力豊かな演奏ができますので、吹けば吹くほど愛着が持てる楽器です。

 

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